火星協会の擬似火星探査シュミレーションは、第15回目を迎えた2015年10月から2016年5月にはTeam NIPPONとしてCrew165で参加しました。
日本火星協会では2013-2014 Field Seasonで火星砂漠研究基地「MDRS(Mars Desert Research Station)」へ日本隊として「Team NIPPON」として6名が参加、無事成果を収める事が出来ました。
それにより、2014-2015 Field Seasonに於いても「Team NIPPON」を結成する予定でしたが、結果的に2名が別々のチームでの参加となりました。
2015-2016 Field Seasonでは「Team NIPPON」として成果を残せる為に4名が参加する事になりました。
2017-2018 Field Seasonでは「Team Asia Crew191」として日本人5名が参加します。
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2014-2015 Field Seasonに関して「Team NIPPON Crew144と149」を紹介をしています
「2014-2015 Field Season」として「長沼 毅」さんが参加しました。
「2014-2015 Field Season」として「村上 祐資」さんが参加しました。
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2013-2014 Field Seasonに関して「Team NIPPON Crew137」で紹介をしています
メンバーの紹介は「Team NIPPON Crew137 Profile」で紹介をしています
Crew137としての最終活動レポートは「Final Mission Report」で紹介をしています
帰国後、参加者が作成したレポートを紹介します
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火星協会のこのプロジェクトに多数の国が参加しております。
6-8名での参加となります。
火星と同様に宇宙服を着ての活動です。
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Mars Desert Research Station
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Facebook of MDRS
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MSL(Mars Science Laboratory/Curiosity Rover)
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Crew165の期間
期間:Mar.5 – Mar.20.2016
Crew165のメンバー紹介
Pamela Nicoletatos,Canada (Commander)
Ken Sullivan(XO & Crew Engineer)
Eriko Moriyama,Japan(Crew Astronomer and Crew Engineer)
Tomoya Mori,Japan(Journalist)
Masa Hiraki,Japan(Crew Biologist, GreenHab officer)
Ryoko,Japan(Health and Safety Officer, Crew Biologist)
■Pamela Nicoletatos
MDRSでの担当: (Commander)
■Ken Sullivan
MDRSでの担当:XO & Crew Engineer
MDRSでの担当:Crew Astronomer and Crew Engineer
Crew EngineerとしてMDRSのメンテナンス作業とCrew Astronomerとして天体観測を行う。 また、ECLSS(Environmental Control and Life Support System: 環境制御生命維持システム)研究において開発中の物質循環制御システム研究開発用シミュレータ「SICLE」に必要な基礎データ取得、 及び検証の観点からMDRSシステムの評価検討や、ローバーによる土壌サンプリング技術実証を研究する。
MDRSでの担当:Journalist
Crew Journalistとしてメンバーの研究内容と活動内容を簡潔にまとめ、 文章と動画としてMars Societyへの報告。 同時にアウトリーチ活動の一環として、 バーチャルリアリティーの技術を使用し、火星での生活を疑似体験できる方法を追求する。
■平木 雅
MDRSでの担当:Crew Biologist, GreenHab officer
火星の生活に適した食事スタイル、火星食の提案、Green Habの管理。
MDRSでの担当:Health and Safety Officer, Crew Biologist
Health and Safety Officerとして、クルーメンバーの健康管理ならびにHab内の衛生管理を主導する。 その中で火星で実践できる日本食、日本生活スタイルを工夫して取り入れたいと考えている。 また、Crew Biologistとして、ローバーで採取した土壌サンプル中の地球(ヒト)由来細菌の汚染の程度を測定するシュミレーションを行う。
★4人への応援メッセージは、日本火星協会「MDRS日本隊応援メッセージ」係迄、メールで御連絡下さい。
20xx年、人類は火星に立つ
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写真:MDRS「Crew165」より
★目的:
オバマ大統領が2010年4月に「2030年代中頃には有人火星探査を」と演説した時から有人火星探査実現への流れが加速し、
2014年1月の国際宇宙探査フォーラム(ISEF)で、ISECGが作成した国際探査ロードマップ(当面の最終目標を有人火星探査とした)を支持するフォーラムサマリーが発表されました。
このことが背景にあって、昨今多数の研究・企画が発表されるようになっています。
また、映画「オデッセイ」が2月5日に公開されます。その主題は、「火星で如何に生き延びるか」です。
火星への有人飛行が現実化する中で問題となるのは、最低でも2年~3年掛かる長期ミッションに如何に対応するかが主要なテーマです。
課題として以下のことに対応しなくてはなりません。また、現地調達できるものを如何に増やすかが、有人火星探査の成功の鍵となります。
*低重力、宇宙線、居住空間・設備、食料・水・空気の調達、宇宙服、火星での探査及び移動手段(ローバー、与圧探査車、飛行機、建設・土木機械、無人探査機)、位置情報の把握、燃料・電力、医療・精神的ケア等。
ユタ州のMDRSで擬似火星環境を体験することで長期のミッションに適応するための条件を抽出することを目的とします。得られた成果は、将来の火星探査に活かされるだけではなく、広く人間理解のために役立ち、地球での暮らしの快適化へ応用されることが期待できます。
★MDRS日本隊の構成(案):
コマンダー(隊長)、エンジニア(ローバー等) 2人、保健管理者 1名、ミッションスペシャリスト(科学分野専門家)他
★体験内容:
①ハブ、グリーンハウス、ローバーの管理運用を行い次のチームに引き継ぐ
②ルーティンでの活動と日報の作成そして最終的にレポートの提出
③実際の火星探査の作業を行う中で、各自の研究課題を抽出する。
④毎年8月に行われる火星協会の年会に出席する権利が得られます
★2016-17 Field Seasonローテーション:
Dec 17-Jan 1 2017-Crew171
Dec 31-Jan15-Crew172
Jan 15-29-Crew173
Jan 28-Feb12-Crew174
Feb 11-26-Crew175
Feb 25-Mar 12-Crew176
Mar 11-26-Crew177
Mar 25-Apr 9-Crew178
Apr 18-16-Crew179(one week crew)
Apr 15-23-Field Science Course (apply separately for this course)
Apr 22-May 7-Crew180
May 6-21-Crew181
★締切り:
2016年3月6日までに下記にご連絡ください。(諸手続きがありますので、出来るだけ早くお願いします。)
応募及びお問合せは、日本火星協会 安濃まで
e-mail:contact@marssociety.jp
URL:http://www.marssociety.jp/
★参考資料:
MDRS Crew Application他
http://mdrs.marssociety.org/
★参加情報:
1)基本費用は合計 約30万円(為替変動により変更されます
①交通費 往復で約16万円:日本→飛行機→グランドジャンクション(コロラド)→レンタカー→MDRS
②滞在費 約14万円:MDRS使用料、食事代
2)簡単な英会話能力(コミュニケーションのため)
英語の読み書き能力(アンケートやレポートを書くため)
★参加実績:
1)2013-2014 Field Season:初めて6名の日本人研究者で結成されたTeam NIPPONがCrew137(2014.3.1-3.16)として活動を行いました。日本独自の工夫で水の節約をするなど高く評価されました。
Final Report: http://mdrs1.sakura.ne.jp/report.html
2)2014-2015 Field Season:単独でCrew144(2014.11.29-12.14)に村上祐資氏、Crew149(2015.2.7-2.22)に長沼毅氏が参加しました。
3).2015-16 Field Season:Crew165(March 5-20, 2016)、4名の日本人若手研究者+アメリカ、カナダの研究者2名で
活動予定です。(応援、よろしくお願いいたします。)
★「写真提供:Facebook of Mars Desert Research Station」
★応援メッセージは、日本火星協会「MDRS日本隊応援メッセージ」係迄、メールで御連絡下さい。